2014年8月18日 訃報2 ロビン・ウィリアムズ
先週、飛び込んできた訃報、ロビン・ウィリアムズの死は本当に驚いた。驚いたし、何故?、とも思ったし、残念な気持ちで一杯だった。昨年のポール・ウォーカーの事故死にも少なからずショックを受けたのだが、ロビンの死は長いこと彼の作品を観てきて好きな俳優の一人だっただけに、大ファンならずとも驚きと衝撃は隠せなかった。
私の中ではロビンは、ハズレ作品の少ない俳優の一人で大作でなくてもどの作品も楽しめるものばかり、と思っている。そういう俳優は少ないし、日本で公開されなかった作品の中にもいい作品があったりする。俳優業が好きだったんだろうなと感じるし、観る側をホッとさせるものばかりなのだ。
鬱病だったとか、パーキンソン病を患っていたとかニュースには書いてあったが、映画の中の彼は微塵もそんなことを感じさせない。プロなんだから当たり前、と言われればそれまでだが、私も全部の作品は観ていないけれど、観たどの作品も彼本来の人のよさを感じさせるし、もちろん誰にだって悩みがあるのは当然だけれど、鬱病になるほど彼を悩ませるものって、何だったんだろう?とこちらも考え込んでしまう。
死ぬには早すぎる! まだまだいろんな役が観たかったし、おじいちゃん役も観たかった。本当に残念。「いまを生きる」、「レナードの朝」、「ミセス・ダウト」、「ジュマンジ」、「バードケージ」、「ジャック」好きな作品はいくつもあるが、このサイトでは、「フィッシャー・キング」と「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」を取り上げている。近年の作品も観たいものが目白押しだったから、追悼の気持ちも込めて観たいなあ……。もう新しい作品が観られないのは、本当に本当に残念だけれど、ロビン・ウィリアムズさんのご冥福をお祈りいたします。
追記:アネット・ベニング演じるヒロインの隣人であり友人役を演じた「フェイス・オブ・ラブ」もUPしました。(2021/03/06)