2014年8月19日 まりも貝
我が家には子供が小学校時代に行った移動教室でお土産に買ってきたマリモがある。プリンカッのような小さいプラスチック容器に二つ入っていて、容器には「生きています」、と書いてあった。まりもなんて、家では飼育出来ないと私は思っていたけど、意外にも一度は死にそうになったまりもは、ミナミヌマエビの水槽に移した途端、見事に生き返った。エビ達がまりもについた”もやもやしたもの”を綺麗に取り去り、茶色に変色していた表面は美しい緑色になったのだ。以来、まりもは居心地がいいのか、成長し続け、今では二つとも野球ボールよりも大きくなった。
現在、ひとつはエビの水槽に、もう一つはオランダ獅子頭(金魚)の水槽に入れてある。そして、どちらの水槽にも石巻貝を同居させ水槽掃除をしてもらっているのだが、先日その金魚の水槽の石巻貝に異変を発見した。
なんと、石巻貝にまりもがくっついているのだ。実は今年購入した金魚のうちの一匹が少し前に死んでしまったのだが、その金魚はオオカナダモ(アナカリス)を食べるだけでなく、まりももかじって食いちぎっていて、そのちぎりかすのようなものが水槽の中に残っていて、石巻貝にくっついたようだ。
石巻貝にくっついたまりもは日々成長している。長くなっているし、増えてもいるようだ。こんなことって、あるんだなあ~、とまさに「ふしぎ発見!」。育児の中で子供と一緒に育てた生き物たちは、私が子供時代に見つけられなかった不思議を見せてくれている。自分の人生を振り返ると、これも母親になったからこそだよな~と(独身だったら、ペットや生き物の飼育は絶対にしていなかった)あらためて感じる今日この頃であった。