レイフ・ファインズ

Ralph Fiennes

舞台公開当時には雑誌等でも特集が組まれていた。もちろん購入。その時の記事の写真

英国俳優。王立演劇学校を卒業後、ロイヤル・シェークスピア・カンパニーの一員として舞台で活躍。91年、テレビのミニシリーズ「Prime Suspects」に出演、92年にエミリ・ブロンテ原作の「嵐が丘」のヒースクリフ役でデビュー。

93年には「シンドラーのリスト」でアカデミー助演男優賞にノミネートされて日本でも有名になった。その後、ロバート・レッドフォード監督の「クイズ・ショウ」やジュリエット・ルイスと共演の「ストレンジ・デイズ」などの作品で話題を呼び、96年の「イングリッシュ・ペイシェント」では人気沸騰。
2000年にはアルメイダ劇場の来日公演が行われ、ライナス・ローチとともに東京で舞台に立ってくれた。(2000/12/19)

追記:私にとっては、英国貴公子俳優人気の流れの正統派二枚目という印象のレイフも今の若い人たちにとっては、「ハリー・ポッター」のヴォルデモートか「007」のボンドの新しい上司Mと言った方がわかりやすいのかも? 近年の中年オヤジ風の外見からは、かつての英国貴公子俳優がちょっと想像つかないと言われれば、確かにジェームズ・スペイダー同様に説得力にかけるか……。とはいえ、素晴らしい俳優の一人であることは確か。まだまだこれからの活躍を期待しています。
恋におちたシェークスピア」で人気スターに仲間入りしたジョゼフ・ファインズは実弟。(2015/09/23UP・2019/04/24更新)


映画代表作:「シンドラーのリスト」(1993年)、「イングリッシュ・ペイシェント」(1996年)、「太陽の雫」(1999年)、「ナイロビの蜂」(2005年)、「ハリー・ポッターシリーズ」

管理人おすすめ:「嵐が丘」(1992年)、「メイド・イン・マンハッタン」(2002年)、「上海の伯爵夫人」(2005年)、「グランド・ブタペスト・ホテル」(2013年)

当サイト紹介作品:「太陽の雫」(1999年)、舞台「コリオレイナス」、「リチャードⅡ世」

チェック作品:2013年の「エレン・ターナン ~ディケンズに愛された女~」。未公開作品で原題はTHE INVISIBLE WOMAN。クレア・トマリンの原作の映画化でチャールズ・ディケンズとその愛人であった若き女性ネリーの話とのこと。ちょっと調べたら、イギリスの有名作家の伝記をいくつも書いている人のようだ。私の好きなジェイン・オースティン、キャサリン・マンスフォールドといった女流作家のことも書いている。本は読んでいないが、ディケンズをレイフ、愛人のネリー役はフェリシティー・ジョーンズ、ネリーの母親役はクリスティン・スコット・トーマス、劇作家のウィルキー・コリンズ役(のちに「月長石」で有名になった推理作家)はトム・ホランダー(様々な作品に出ている俳優ですが、最近では「ボヘミアン・ラプソディ」でジム・ビーチ役と言えばわかりやすい?)、ネリーと結婚する男性ジョージにはトム・バーク(ドラマ「マスケティアーズ」のアトス役を演じた)などなど、脇役にもそうそうたる面々。これは是非にも見たい作品と言えるでしょう! しかしながら、未公開作品でDVDにもなっていない様子。テレビ放送を期待するのみ?

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