リーサル・ウェポン4
Lethal Weapon4 1998年 アメリカ作品
監督:リチャード・ドナー
出演:メル・ギブソン(マーティン・リッグス役)、ダニー・グローバー(ロジャー・マータフ役)、レネ・ルッソ(ローナ・コール役)、ジェット・リー(クー役)、ジョー・ペシ(レオ・ゲッツ役)、クリス・ロック(リー役)
待望のシリーズ4作目。メル・ギブソンのファンの一人としては、嬉しいような怖いような……。第一作のリッグスが気に入っていたせいもあって、次第にコメディ路線が入ってきたこのシリーズが、もう作られないことを望んでいたのも事実。でも、やっぱり制作されると聞くともうワクワク! 現金なものです。
今回の注目は何と言ってもジェット・リーが悪役で登場ということ。これまでも何度かアクションものではアジア人が悪役で出演してきた作品があったものの、これだけ大きい役はありませんでしたよね。しかも「少林寺」の凛々しい若武者の姿で印象強いリー・リン・チェイが改名しての出演! リッグスとマータフの相手役には意表を突きつつも見応えあるものとなりました。やっぱり、キレのいい香港俳優のアクションは、つい見とれてしまうものがあります。
そして、私が気になっていたのは、リッグスとローナの仲。進展して、今回はローナの妊娠がきっかけで、ついにリッグスも結婚を決意。やったー!!! こうなって欲しかった。非常に気が合うというメルとレネの二人なので本当に観ていて違和感なく、実に楽しそうな仕事なのだと伝わってくる感じがうらやましいです。
ところで、ずっと思っていたのですが、メルの出演する映画の役って、海辺に住む役が多いと思いませんか? そういうイメージといえばそうかもしれませんが、毎度毎度、「いいなー。海辺の家にメルのような男と住めるなんて夢のまた夢」とため息をつく私でした。