ショーン・ペン
Sean Penn
ショーンの家族は俳優一家(父は監督、母は女優、弟は俳優のクリストファー・ペン)でもある。ご存じの様にマドンナは元妻であり、再婚相手のロビン・ライトも女優(彼女ともゴタゴタの末、離婚。お似合いだと思っていたのになあ)。
映画デビュー作は1981年の「タップス」。ティモシー・ハッットン、トム・クルーズと共演した。若いながらもアカデミー賞ノミネートは3回で、4度目に受賞(2003年の「ミスティック・リバー」)している実力派。
「ヒューゴ・プール」では、出番は少ないし、ヒロインとの絡みもないけれど、やはり気になるショーン・ペン。今回は彼にしては珍しく地味めな役。ヒッチハイカーなんて役名をきくと、ショーンのことだから、どんな危険人物なのかと想像するが、まるで天使ともとれるようなキーパーソンの一人でもある。またこんな何気ない役でも強烈な印象を残す彼は、個性派であることももちろん、その才能ゆえんのことではないだろうか?
本当にどの作品を観ても、観ているときは女が惚れてしまうような男。役柄によってはひどい性格の男の時もあるが、以前ある女優がインタビューで答えていたように「彼のあの目に恋してしまう」というのは本当だなあ、と毎度実感してしまうもの。ハリウッドのお騒がせ男とも言われたりしたが、観る者を惹きつけることは確かだと思う。俳優としてだけでなく、監督としてもその才能は認められている彼だけに、これからも期待の一人。(2011/07/05)
追記:多くの実力派、そして人気の俳優、女優と共演しているショーンだが、2011年には「ツリー・オブ・ライフ」でブラッド・ピットとの共演(親子の役)が話題となって。どちらのファンにとってもは気になる作品であったろうが私は未見。先に観てしまった2013年の「LIFE!/ライフ」でのさすらうカメラマン役が妙に彼らしい感じがしてしまって、出番は少ないものの主演のベン・スティーラーを食っていたなあと思う。(2020/05/04)
おもな作品(映 画):「タップス」(1981年)、「初体験/リッジモント・ハイ 」(1982年)、「カラーズ 天使の消えた街」(1988年)、「インディアン・ランナー」(1991年 監督・脚本・製作)、「デッドマン・ウォーキング」(1995年)、「I am Sam アイ・アム・サム」(2001年)、「21グラム」(2003年)、「ミルク」(2008年)
この人も出演作品が多い俳優なので、とても書ききれません。いろいろと噂のある俳優ではるけど、こうしてコンスタントに作品があるということは、その才能や一緒に仕事したいと人に感じさせる人なのかもしれませんね。
おもな作品(ドラマ):「フレンズ 」(シーズン8) TVゲスト出演。知っていたら観た。残念!
「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ(シーズン2)」TVゲスト出演
おすすめ作品(好き):「タップス」(1981年)、「月を追いかけて」(1984年) 今月スターチャンネルで放送があります。ニコラス・ケイジと共演のこの作品は青春映画。時代は1940年代。地味な作品ですが、とてもいい作品。ショーンのピアノを弾く姿が観られます!(2020/05/04)、「俺たちは天使じゃない」(1989年)、「ステート・オブ・グレース」(1990年)、「I am Sam アイ・アム・サム」(2001年)
当サイトでの紹介作品:「ヒューゴ・プール」(1996年)、「Uターン」(1997年)
管理人のチェック作品:近年の作品は未見が多いので、それらはどれも観たい作品。あえて選ぶと長年宿題になっている1998年の「シン・レッド・ライン」と翌年の「ギター弾きの恋」