たどりつけばアラスカ

Northern Exposure 1990年~1995年 アメリカ

このドラマについて
 アラスカ州から医大に通う奨学金を出してもらったばかりに、卒業後にアラスカの僻地で医療活動に従事しなければならなくなったジョエル。あまりのカルチャー・ショックに早く都会に帰ることだけを願って、ちょっと変わり者ばかりの町でクリニックを始めたが、いつのまにか町に馴染んでいて…。この町の人たちがみんなひとくせあっておかしいのです。とても個性的。ジョエルならずとも見ているこちらまで、惹き付けられてしまいます。アラスカのちょっと寒そうな町並みと服装が、寒さに弱い私には苦手でしたが、見慣れぬ町のドラマ毎回見入っていたのも事実です。

輸入版が購入できるようです。残念!
英語だけですので、わかる方は是非!


主演のロブ・モローは「クイズ・ショウ」での印象が強かっただけに、この番組で観た時は、ちょっと吹き出してしまった。都会から、アラスカの田舎にやって来た青年の生活は、果たしていかに? というものだが、都会の田舎のギャップというよりも、多分、都会にいた時のジョエルはそんなに人並みはずれて変人ではなかっただろうに、この街に来て、どうもおかしな人間に見えてくる。「自分は変なのか? いや、変なのはこの街の人たちだ」と自分を慰めつつ、早く自分の本来の町に戻れることばかり考えている。そのちょっとずれているところが、おかしい。

街の人は、みんな少し変わっている。というよりも、もしかして本当はみんな誰もが、こんなふうなのかもしれいない、と感じる部分もある。だって、自分と全く同じ人間なんて、いないんですもの、「あの人は変わっている」と相手に対してそう思うことは誰にでもあるはず、でしょ? 不思議とそう思えてくる番組だったが、私は全部は観ることは出来なかった。どんなラストが用意されていたのか、気になる。ちなみに、私のお気に入りはクリスでした。


出演者とキャストについて
ロブ・モロー(ジョエル・フィライシュマン役)
ジャニン・ターナー(マギー・オコネル役)
ジョン・カラム(ホリング・ビンクーア役)
バリー・コービン(モーリス・ミニフィールド役)
ダレン・E・バロウズ(エド・チグリアク役)
ジョン・コルベット(クリス・スティーブンス役)
シンシア・ギーリー(シェリー・ビンクーア役)
エレイン・ミルズ(マリリン役)
ペグ・フィリップス(ルース・アン役)