バーン・ノーティス 元スパイの逆襲②
Burn Notice 第1シーズン(2007年)のみどころ。
やはり毎回のゲストがみどころ。以下に紹介。
1,2 「悲劇の始まり 前後編」 レイ・ワイズ マイケルの依頼人が勤める資産家ミスター・パイン役。彼はあちこちたくさんのドラマに出ている人。顔を見れば、どこかで観た、という気になる。日本では何と言っても「ツイン・ピークス」のリーランド・パーマー役が有名か…。ドラマだけでなく映画界でも「ロボコップ」や「ボブ・ロバーツ/陰謀が生んだ英雄」、「ライジング・サン」、「ザ・チェイス」、「グッドナイト&グッドラック」などなど、日本で公開された作品に出演している。
4話 「二者択一」 ディ・ディ・ファイファー クラブの従業員カーラ役。このクラブはマイケルの住む部屋の1階である。大家のオレグがカーラがトラブルに巻き込まれている、と相談してきた。このカーラ役の美人はミシェル・ファイファーのお姉さんだ。やっぱり綺麗な人! いろいろドラマに出演している。ちなみにカーラの娘役を演じたナタリー・ドレイファスはリチャード・ドレイファスの姪だそう。
8話 「スパイの掟」 イーサイ・モラレス 街を我が物顔で取り仕切り、みんなからショバ代を取っているチンピラたちを追い出してくれ、とマイケルに依頼する雑貨店主アーニー役。懐かしいイーサイ・モラレスはやっぱり「ラ・バンバ」が印象的だった。何本か映画を観て以来、どうしているかと気になってはいたが、映画からテレビ界へと活躍の場を変えたよう?
9話 「お尋ね者」 ブレット・カレン ホテルのオーナー、ローレンス・ヘンダーソン役。久々に観たブレット・カレンは、「ヤングライダーズ」の時の保安官サムの印象が強かったせいか、かなりおじさんって雰囲気になっていた。まあ、当たり前か。その後、いろいろなドラマにゲスト出演していたようだが(「ザ・ホワイトハウス」とか「NCIS」、「アグリー・ベティ」、「LOST」、「ダメージ」などなど)、残念ながら私はまだ観ていない。結構、サムが好きだった私には中年オヤジぶりがちょっとがっかりだった、
10話 「スパイの交渉術」 アリー・グロス マイケルを調査に来た政府の調査員ペリー・クラーク役。彼もまた私の知っていた若い頃のイメージが強くて中年オヤジぶりに驚いた。クラーク役は冴えない役人といった風情でありながら、実はマイケルを暗殺しに来た男という役どころだった。彼は最近はドラマのゲスト出演などが多いようだが、以前は映画の脇役であちこち出演していて、なかなか味のある俳優だなあと私は思っていたのだ。私のお薦めは、今、「グレイト・アナズミー」で人気となったパトリック・デンプシー、ダニエル・スターンと兄弟役で共演した「キャデラック/俺達の1000マイル」(1990年)。父親役がアラン・アーキンで、これまた「X-ファイル」で違った魅力を見せてくれたアナベス・ギッシュも共演している。
11 「偽りの依頼」 アンソニー・スターク マイケルの依頼人の夫ダグ役。演じるアンソニーは、「荒野の七人」でエズラ役をやっていた。その後、「プリズン・ブレイク」で顔を見せてくれたが、どのドラマでもゲスト出演のようでレギュラー役ではなかなかお目にかかれなかった。アメリカではレギュラーものがあるのか? 久々の登場に私自身はちょっとウキウキしたものの、観たらがっかり。結構普通の男すぎて、エズラの印象が強い私には物足りなかった。
12、13話 「機密情報/解雇通告の真相」 リチャード・シフ マイケルの解雇通告の真相を知るコーワン役。この人はやはり「ザ・ホワイトハウス」で日本では大々的に知られた俳優かしら? 実は私はこのドラマは見逃しているのだが、リチャード・シフはいろんな映画に出演している。だから、意外と顔は知ってる、って感じかもしれない。(2010/03/11)
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