マックス・ヘッドルーム
このドラマについて
近未来を舞台にテレビ局のニュースキャスターの活躍を描く、と言っても、ただの放送局の内幕ドラマではない。主人公のエディスン・カーターは取材中の事故で意識不明の重態となるのだが、その際に起きたコンピューターのトラブルにより、そのコンピューターのネットワーク内にもう一人のエディスンが生まれてしまうのだ。つまり、実態はなく、頭脳だけ。記憶もエディスンと共有しているが、性格は違うという複雑な代物だった。本人は事故から奇跡的に回復して、職場復帰を果たすが、以来、マックスヘッドルームと名づけられたコンピューター内のエディスンとともに二人三脚の報道が始まった。
最初、観た時から、すごく面白い! とファンになった。本放送のときには気づかず、ビデオ録画での4話だけしか観ていなかったが、後の再放送で全話の録画ができたので、正直、うれしかった。このドラマはビデオがないのか、品揃えのいい近所のレンタル・ビデオ店にもなかった為、この再放送は本当にありがたかった。
エディスンとマックスの性格の違いも毎度楽しいのだが、コンピューターの天才少年ブライスも注目! 子供のくせに大人びた口調で周囲の上司や大人たちをまかしてしまう姿が妙に嬉しくなってしまう。このドラマは英国作品というのが、ちょっと意外な感じもしたが、日本では紹介の少ないイギリスのドラマだけに貴重かも。もっと、もっと日本でも放送して欲しいですね。
出演者とキャストについて
マット・フリューワー(エディスン・カーター=マックス・ヘッドルーム役)
アマンダ・ペイズ(シオラ・ジョーンズ役)
クリス・ヤング(ブライス役)
ジェフリー・タンバー(マーリー役)
モーガン・シェパード(ブランク・レッジ役)
ジョージ・コウ(シェビオット役)
コンセッタ・トーメイ(ドミニク役)