おおきく振りかぶって③
アニメキャラクターについて(西浦高校以外)
三星学園
★叶修悟(声:大須賀純)
三星学園高校野球部の投手。三橋の中学時代のチームメイト。三橋がエースだったため、いつも控えの投手。チームの中で唯一、三橋の投球のよさや凄さを理解しており、仲間にもよく話していたが、相手にされていなかった。三橋とは同じ中学ということだけでなく、幼馴染みらしい。中学ではやや気まずい関係にもなったようだが、卒業の時に三橋が三星学園を辞めて西浦高校に行き、野球もやめると言った時には、「絶対にやめるな。ここでの野球は本当の野球じゃないんだよ」と話す。三橋を心配しつつも、同時に投手としての三橋に対する対抗心も持っており、本当のライバルと言えるかも。
★畠篤史(声:大畑伸太郎)
三星学園高校野球部の捕手。叶同様に中学から上がってきた。当然、中学時代は三橋とバッテリーを組んで公式戦にも登板していたが、畠は叶の実力を買っており三橋は理事長の孫だからエースになったと信じきっていた。三橋と叶を交代させたいがために三橋には非協力的。試合中にサインも出さず、三橋1人で投げていたという事実も。高校になってからの西浦高校との練習試合で三橋と再会。三橋がエースの西浦におされ気味の試合となり、叶と気まずい雰囲気も流れるが、緒田の取りなしで試合を続行することが出来た。試合終了後、三橋に謝り「戻ってきてくれ、一緒に野球をやろう」と言うが、三橋は……。ともあれ、仲直りできてよかった。
★織田裕行(声:福山潤)
三星学園高校野球部の一塁手。関西地方の中学からスポーツ推薦枠で進学してきたらしいことは三橋の話で出てきているだけあり、野球をするのに十分な体格と技術を備えている様子は見ていてわかる。三橋と中学からの野球部メンバー達のとの確執は知らないため、仲間達のギクシャクに戸惑いも見せるが、試合中の叶と畠のいざこざは何とか切り抜けた。
★三橋瑠里(声:井上麻里奈)
三星学園高校に通学する三橋の従姉妹。三橋は中学時代は瑠里の家に居候していた。仲はいいようで三橋が普通に話せる数少ない一人。瑠里も何やかんや言いつつも三橋を心配している。三橋を「レンレン」と呼んでいることは、桐青高校との試合の時に判明する。
武蔵野第一高校
★榛名元希(声:松風雅也)
武蔵野第一高校野球部の投手であり、シニアのチームにいたときには年下の阿部とバッテリーを組んでいた、阿部に言わせると最低の投手であり、彼の投手不信となった原因の人物でもある。だが、三橋や田島は「いい人」だと思っている。榛名と阿部との確執はドラマの進行とともに明かされ、テレビでは放送されなかった「基本のキホン」というエピソード(DVDの9巻に収録)は榛名と香具山(投手)の話。
桐青高校
★河合和己(声:花輪英司)
桐青高校野球部の捕手であり主将。3年生であるため、このアニメの中では高校生活最後の公式戦試合となってしまう。私としては漫画の方ではいろいろ描かれていたではないかと気になるキャラクターの1人。3年というのもあるだろうけど、非常に大人で好青年である様子はアニメの中でも十分伝わってくる。後輩にも慕われているようだし、監督にも信頼されている様子。家族も野球を頑張っている長男を総出で応援しいる姿をワンシーンだけで匂わせている。武蔵野第一高校対浦和総合高校の試合を投手の2年の高瀬純太と1年の捕手の仲沢利央と見学に来ていた。榛名の投球を視察に来ていた模様。
★高瀬純太(声:杉山紀彰)
桐青高校野球部の投手。西浦高校との対戦の時には高瀬が投げていた。バッテリーを組んでいる河合は3年なので、試合に負けるともう一緒に出ることは出来なくなると高瀬のみならず、チーム全体がそういう思いで西浦戦には挑んでいたと思う。最初は楽な試合と思っていたのだろうけど、だんだんそうではないことに気づく。投手の高瀬自身も最後には泣いて河合に謝るあたり、自分も全力で挑んだけど駄目だった、その気持ちが伝わってる。もちろん河合も「お前のせいじゃない」と後輩である高瀬に告げる。おそらく高瀬はその河合の思いを受け止め、よりいい投手になるんだろうな、と感じさせるラストだ。
★仲沢利央(声:宮野真守)
桐青高校野球部の1年生捕手。桐青高校野球部には上級生がいるので、西浦に比べて1年の仲沢は幼く見える。見ていてメチャメチャ可愛い。多分、先輩の河合を尊敬していて自分もああいう捕手になりたいと思っているんだろう、と想像出来る。武蔵野第一高校対浦和総合高校の試合をその河合と投手の高瀬と共に見に行くが、そこでは、仲沢の兄の呂佳も野球をやっており、利央はその呂佳と一緒に野球をやりたかったのに同じ高校に呼んでもらえなかったことを悔しがっている様子が描かれている。呼ばれたのは目の前で試合中の武蔵野第一の榛名だったことにいらだっているようで、しかもその当の榛名はそれを断って武蔵野第一に入学したというのだ。アニメでのこのワンシーンは漫画を知らない視聴者には「?」のシーンだったのだが、利央の兄の呂佳は美丞大狭山高校の卒業生であり野球部コーチらしい。利央も野球の腕前は悪くはないのだろうけど、呂佳は榛名を高く買っており、利央を失望させないためにも誘わなかったといういきさつがあるようである。桐青高校対西浦戦では、終了後に偶然、田島と出会いメールアドレス交換をするのだが、その後も気になるところ。漫画では何か展開があるのか? 是非是非、テレビアニメ第2シーズンの制作・放送を乞いたいところ。
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