アラン・リックマン

Alan Rickman

英国出身。ちょっと年齢不詳のような印象を与えるリックマン。年頭のひとりごとでも書いたが、病死された時は60代。と聞くと、やはり死ぬには若すぎる。この年齢不詳の印象がスネイプ先生役には合っていたのかなあ、と今思ってみたりするのだが、私が最初に観たのは、「ダイ・ハード」のテロリスト・リーダー、ハンス・グルーバー役。これがはまってて、その後「いつか晴れた日に」で大佐役をやると聞いたときには「どうかな?」と不安だった。だが、観てみれば、そんな不安は吹っ飛び、彼の演技のうまさ、英国人俳優独特の目力に圧倒された。

彼はグラフィック・デザイナーからの俳優への転身と死亡記事を読んで初めて知ったが、そのデザイナー的センスも俳優業に生かされていたのではないかと思うと俳優としての幅広さも納得なのではないだろうか。あ~、本当に残念。

同じようにデザインセンスが出るであろう監督業。彼の監督作品はまだ観ていないのだが、おそらく期待に添えるものになっているのではないかと想像してしまう。まだまだファンを楽しませてくれる俳優であったろう。(2016/03/21)


管理人のお薦め作品:「ラブ・アクチュアリー」、「いつか晴れた日に」。どちらもいいです! というか、管理人好みといえますが。

当サイトでの紹介作品:現在、なし。上記作品の感想を掲載すべきですが、まだです。未見ではあるが、2014年の「ヴェルサイユの宮廷庭師」を今月音チェック映画で紹介。こちら

管理人のチェック作品:ロナルド・レーガン役を演じた2013年の「大統領の執事の涙」と「暮れ逢い」

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