ジョン・キューザック
John Cusack
アンドリュー・マッカーシー主演の1983年の「恋のスクランブル」でで映画デビュー。ロブ・ロウやアラン・ラックと共に友人役を演じていた。その後、童顔で純粋そうな印象の青年といった風情で同様の青春ものに多く出演。当時はそうした作品がたくさん作られて、ブラット。パック(BP)やヤングアダルト(YA)俳優なんて言い方も日本でも流行っていた。
余談だが、この頃の同世代の俳優達はあっちこっちで共演しているので、共演者捜しもしながら映画鑑賞も結構楽しめる。私は、ジョンは流行すたれの激しいショウビズ界でうまく泳いできた俳優だなあと思う。演技力もあったのだろうと思うけど、童顔の青春スターで終わらずに上手く脱皮した一人。
誰もが知っている大スターではないけど、毎年話題作には出演して日本でも忘れられない俳優になっている。悪役や癖のある役も演じているが、やっぱり基本はいい人役が合ってるかな。私は「セイ・エニシング」のジョンが大好きなので恋愛ものの彼がいいのかも。とは言え、昨年公開された「大統領の執事の涙」でのニクソン役も気になるところ。(2015/03/29)
追記:相変わらず、出演作の多い人である。ファンには嬉しいかも? でも、逃し続けていると観るのが大変なことに。まあ、脇役で出番がそう多くない作品もあるのかもしれないけど、久しく彼の映画を私も観ていないので、チェック映画を早く観ようと思っています。(2021/04/30)
映画代表作品:「シュア・シング」(1985年)、「セイ・エニシング」(1989年)、「グリフターズ/詐欺師たち」(1990年)、「ブロードウェイと銃弾」(1994年)、「マルコヴィッチの穴」(1999年)、「2012年」(2009年)
管理人のおすすめ作品:「シュア・シング」(1985年)、「セイ・エニシング」(1989年)、「セレンディピティ」(2001年)
当サイトでの紹介作品:「ケロッグ博士」(1994年)
管理人のチェック作品:2015年8月公開のチェック映画「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」(2015年)、「大統領の執事の涙」(2013年)