マイケル・J.フォックス
Michael J. Fox
マイケルとの出会いは、「ファミリー・タイズ」だ。「バック・トゥー・ザ・フューチャー」のマーティで大人気になったが、私はやっぱりアレックスがいい。あんな兄貴がいたら楽しいだろう。ちょっと(というかだいぶ?)変わっているけど。頭はよくて皮肉屋で自分のことを一番に考えて、お金がすべてと言い切るくせに、人のつらい部分はちゃんと読み取ることが出来る鋭さを持っていて、いざって時にはマトモ(?)になれる。このわけのわからないアレックスをマイケルはまるで本人なのか?と思うほど、のびのびと自然に演じている。キートン家はみんな少し変わっているけど、そんなことは問題じゃなくて、家族とは何なのかを考えさせてくれる番組だ。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」以来、映画界での活躍が続いた。どの作品も似ているような感じの役とも言えるが、彼自身のキャラクターを生かしたものなのか、私はほとんど嫌いな作品がない。再び、テレビ界に戻ってきてくれたのは、1996年の「スピン・シティ」。このニューヨーク市長補佐官のマイクもアレックス同様に楽しませてくれた。
その彼が、「自分はパーキンソン病だ」と公表したのは1998年。自らの財団を設立して、同じ病気に苦しむ人達への支援活動も行っている。「スピン・シティ」を降板してからは治療に専念しているのか出演作品は減っているが、先日、日本でも放送された「グッド・ワイフ」のゲスト出演で久々に姿を見せてくれた。ファンとしては本当に嬉しかった。頑張っている姿は、みんなに元気と勇気を与えてくれると思う。(2011/11/19)
当サイトでの紹介作品:「ファミリー・タイズ 」(1982~1989年 TVシリーズ)
管理人のチェック作品:「ボストン・リーガル」、「グッド・ファイト」。どちらもそれぞれ「ザ・プラクティス/ボストン弁護士ファイル」(ディラン・マクダーモット主演)、「グッド・ワイフ」(ジュリアナ・マルグリーズ主演)のスピンオフ作品。ですが、実は私は観ていません。なので、とりあえずは観たい作品でもあります。とはいえ、脇役なのでマイケル・Jの出番は少なそう、ということで観ていないということもあります。実際「グッド・ワイフ」でもゲスト出演で登場のエピソードの時のみなので、毎回の出番がない。それを知っていると毎回観られるかなあなんて気持ちなり、う~ん。まあ、「ボストン・リーガル」はジェームズ・スペイダー主演なので、是非にも観たいところなんですが……。(2023/03/23)