クリスチャン・ベイル

Christian Bale

英国出身。正統派二枚目と言ってもいい、クリスチャン。彼の「若草物語」での役はローリー。私には深い思い入れのある本の一つでもある「若草物語」の映画化は何度もされているが、感想の方でも述べた通り、この作品が一番私のイメージに合っているし、キャストもよかった。特に男性陣は。日本でも有名なジューン・アリスン主演のものとキャサリン・ヘップバーン主演の作品の方では、私のイメージするローリーとはほど遠く、青年らしくなかっただけに、クリスチャンのローリー役は新鮮でさえあった。

子役から大人になって成功するのは難しいと言われている芸能界。クリスチャンは「太陽の帝国」でのデビューが非常に印象的だった。今でもラストで日本兵に敬礼する愛らしい少年の姿がありありと甦る。その彼は大ヒット作や大作メジャー作品に連続出演とは言わないまでも、確実に順調にステップアップし、ついに大ヒット作のキャラクターでもある、「バットマン」のブルース・ウェイン役(「バットマン・ビギンズ」)、「ターミネーター」のジョン・コナー役(「ターミネーター4」)を演じ、「ザ・ファイター」では2010年アカデミー賞助演男優賞を受賞した。今後も大いなる期待が出来る俳優の一人と言えそうだ。私個人としては、是非、再び文芸作品の映画化でクリスチャンの姿を拝見したいなあ~。


当サイトでの紹介作品若草物語
おもな作品:「太陽の帝国」(1987年)、「ベルベット・ゴールドマイン」(1998年)、「アメリカン・サイコ」(2000年)、「バットマン ビギンズ」(2005年)、「ターミネーター4」(2009年)、「アメリカン・ハッスル」(2013年)、「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(2015年)、「バイス」(2018年)
管理人のチェック作品:「ベルベット・ゴールドマイン」(1998年)、「アメリカン・サイコ」(2000年)、「3時10分、決断のとき」(2007年)。前2作品は彼の作品としての要チェックかと思いますが、「3時10分、決断のとき」はどうよ? と思います。イギリス人のクリスチャンの西部劇は。似合ってるかどうかよりも気になりませんか? 是非観たいと思いつつ、3作品ともまだ宿題になっています。(2024年7月2日)

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