ジェームズ・マカヴォイ
James McAvoy
英国スコットランド出身。今や若手実力派の一人とも言えるマカヴォイだと思うのだが、どうも「X-MEN」での教授の青年時代を演じたこの役の印象が強烈な人だなあ、というのが私の感想。ただ彼の作品を初めて観たのは実は「ステート・オブ・プレイ ~陰謀の構図~」。ここでの役もなかなか印象的だったのだが、このときは主演のジョン・シムやビル・ナイ、マーク・ウォーレンなんかに気を取られていて一応チェック俳優かな、程度。
その後の「「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」でのタムナスさん役がまた非常にインパクトがあった。結局次に観た「X-MEN」のせいで教授チャールズの強烈な印象が焼き付いてしまったのだが、やはり英国人! と思わせたのは「声をかくす人」の弁護士エイキン役と「ジェイン・オースティン 秘められた恋」のレフロイ役。
チャラ男みたいな「ステート・オブ・プレイ ~陰謀の構図~」のダン役が似合っているように見えて、現代物でないこうした役が、はまってしまうのは演技力だけではないなあと感じるところ。そして、やはり英国人俳優だなあ、と実感しますね。今後も大いに注目の人。(2015/04/15 2024/09/27修正)
映画代表作品:「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」(2005年)、「つぐない」(2007年)、「ジェイン・オースティン 秘められた恋」(2007年)、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」、「声をかくす人」(2011年)、「スプリット」(2017年)
ドラマ代表作品:「バンド・オブ・ブラザース」(2001年 TV)「ステート・オブ・プレイ ~陰謀の構図~」(2003年 TV)
管理人おすすめ:「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」(2005年), 「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」、「声をかくす人」(2011年)、「アトミック・ブロンド」(2017年)
紹介作品:「声をかくす人」(2011年)
チェック作品:「フライドと偏見」を撮ったジョー・ライト監督の「つぐない」(2007年)、男女それぞれの視点から描く2作品(相手役はジェシカ・チャスティン)の「ラブストーリーズ コナーの涙」、「ラブストーリーズ エリナーの愛情」(2013年)、そしてテレビドラマではあるけれど、すっと観たいと思っていた「ダーク・マテリアルズ」の3作品。