宝塚歌劇 2024年 花組公演レポート
エンジェリックライ JuBileeジュビリー
前回観た公演は2013年3月でした。あれから、11年も経っていた。そんな気はしないけど、やはり月日は早いものですねえ。私は特に大ファンでもないのでファンクラブに入っているわけではありませんが、今回は縁あり感激することができました。
前回と違って2階席ですが、1列目とあり、なかかよい席です。一応、オペラグラスは持参しましたが、舞台の詳細や演者の表情を事細かに見るわけでなければ、肉眼でも十分。そして、前回同様に本当に素晴らしい舞台でした!
歌も踊りもお芝居もさすが見せてくれますね。今回の花組「エンジェリックライ」は、主人公の天使アザセルに永久輝せあ、ヒロインのエレナに星空美咲。前回観た月組のときにも思ったのですが、宝塚は演じている俳優全員が女性。それなのに、男役を演じる人たちみんながかっこよくて、「あ~、なんでこんなにかっこいいの? まるで漫画の世界のヒーローよねええ」と今回も思ってしまいました。もちろん、ヒロインで娘役を演じていた星空美咲も、とっても可愛らしい。そして、歌がすごく素敵でした。
実は舞台を観ながら、このストーリーが面白かったので、映画でやるならキャストはどんな感じが良いかな、なんてことも考えていたりしました。映画好きの私にとっては、舞台はそんな楽しみもあったりして…。
そして、レヴューJubileeジュビリーが、本当に素晴らしかった。私にはお芝居の楽しさ以上に楽しめたかもしれませんね。宝塚歌劇110周年記念、ということでの「Jubileeジュビリー」だそうですが、多くの有名クラシック音楽をアレンジした曲も含め、どの曲も、どの衣装も、どのダンスも観るものを魅了するものだったと思います。あまりにも豪華で、華麗で、美しすぎて、まさしく夢の世界にいるような感覚でした。
しかも、今回も感激しましたが、音楽生演奏。舞台手前のオーケストラ席で音楽を演奏しているんですよ~。贅沢すぎる。お金の話なんて下世話なことを言いたくはありませんが、これでSS席 12500円、S席 9500円、A席 5500円、B席 3500円はお得以外の何物でもないです。
また機会があれば、是非行きたい。これはハマるのも大いに納得ですね。1年の終わりに素敵な夢を見させてもらった舞台でした。(2024/12/26)